「カレー総合研究家・井上岳久」
名物編集長
 
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焼きカレーならココ!
福岡名物「焼きカレー」の元祖かつ代表店がこの伽哩本舗である。
横濱カレーミュージアムに2003年3月のセカンドステージ開幕から2007年3月の閉館の最後まで4年もの間、出店し、常に1.2位を争っていた人気店だ。

その味は店主の松井さんがこだわりにこだわったデミグラスソースがまさにポイントである。卵、チーズとともに300℃のオーブンで一気に焼き上げる。その優しくマイルドで、かつスプーンで口に運ぶごとにさまざまに変化していく味はOLや主婦を中心とする女性に大人気だ。いつも店内の8割は女性である。
こだわりのデミグラスソースは松井さんが前日から仕込み、自らの思った味が出せなければ店を開店しないという徹底ぶりだ。

そもそも「焼きカレー」は松井さんのお母さんとの思い出から考案されたカレーだ。子供の頃、余ったカレーを御飯にかけてオーブンで焼いたカレーを食べさせてもらったことを思い出し試行錯誤の末、作り上げた。あの優しく、懐かしい味わいは母への思い出のつまった愛情いっぱいのカレーなのだ。

「焼きカレー」の類似品は巷に数多くある。多くはライスにカレーをかけ、オーブンしたいわゆる「焼いたカレー」だ。しかし「焼きカレー」とはデミグラスソースと卵、チーズが一体化しハーモニーを奏でるような味わいであり、ただのカレードリアとは一線を画したものである。
カレーミュージアムはなくなってしまいましたが本当の愛情いっぱい「焼きカレー」を食べたい人は九州、博多へ行く価値あり!です。
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